生徒の頭の中に「スペース」をつくるためにソフィー学習塾で行っている35の取組

従来の塾では生徒たちの頭にどんどん情報を詰め込もうとします。しかし現代社会に生きる子供たちの頭の中はすでにいろんな情報でいっぱいで、なかなか新しい情報は頭に入っていきません。そこでソフィー学習塾ではまずは生徒の頭にある情報を一旦外に出してもらうなどして「生徒の頭にスペースをつくる」ことを優先して行っています。

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「生徒の頭にインプットすること」vs「生徒の頭にスペースをつくること」

従来の塾は情報を「生徒の頭にインプットすること」に優先して取り組みます。しかし、現代の小中高生の頭はすでに様々な情報で頭がいっぱいです。もちろん思春期特有の悩みごとも頭のにたくさんあるでしょう。すでに満タンな頭にいくら新たな情報をインプットしようとしても、なかなか情報は入っていきません。そこでソフィー学習塾ではまず頭から「不要」な情報を出してもらったりして「生徒の頭にスペースをつくること」を最優先に行います。これを行うことで、新しい情報が頭のにどんどん入っていきやすくなり、学習成果が上がりやすくなるのです。
ソフィー学習塾では「生徒の頭のにスペースをつくること」の取組として非常に沢山の取り組みを行っています。

生徒の頭の中に「スペース」をつくるための35の取組

細かい取組は無数にありますが、主なものをあげると次のようなものがあります。

1.話を聞く

学校の授業や部活が終わって生徒が塾に来たときには、すでに様々な情報や考えで頭の中がいっぱいになってしまっていることがままあります。そこで、まずそのときに頭の中にあることをスタッフが聞いてあげることが必要な場合があります。話を聞いてあげることにより頭が整理され自然と学習に気持ちが向かいやすくなることがあるからです。

2.コーチング

学習する内容を教える側の都合で勝手に決めてしまっては生徒のやる気はなかなか上がりません。直近でどんな成果を上げたいと思っているのか?何を不安に思っているのか?何に自信があって何に自信がないのか?そして将来の夢は何なのか?などをコーチングスキルを用いながら本人の中で明確になるようにサポートしていきます。

3.本人の意思による目標設定

コーチングの結果に基づいて、たとえば定期テストへ向けてや入試に向けて、もしくは長期休暇のときには長期休暇が終わるまでなどの具体的な目標を講師と相談しながら明確にし、最終的に生徒本人の意思で決めていきます。目標がハッキリすることや、自分自身で決めるということがで、やる気が継続しやすくなります。

4.トップダウン(全体像からの意義確認)

いきなり問題を解いていくことは勉強方法としてはかなり有効ではあるのですが、人によっては、あまり大事ではないような細かい所を一生懸命頑張りすぎてしまう人もいます。そのため、全体像から見て重要論点であるものを重視して問題に取り組んでもらうように促すことがあります。全体像を確認することはたとえば山登りの際に一歩目を踏み出すときに前もって地図を確認するようなもの。全体像がわかることで、一歩一歩を踏み出す方向性や意味がわかり、やる気がわきやすくなります。ソフィーではこのアプローチを「トップダウン」と呼んでいます。もちろん、先取学習になりすぎると失敗を恐れる悪い完璧主義に陥ってしまうことにも注意してスタッフは関わっていきます。

5.生徒への意図的な質問

目標を設定する際や、教科内容を学習していく際など、講師は生徒にできるだけ質問を投げかけるようにしています。質問をすることで頭のにはスペースができやすくなり、情報が入っていきやすくなります。一見、雑談に見えても学習的に意味のある質問も。

6.スモールステップに学習単位を区切る

たとえば1時間の学習を15分単位で区切ったり、1枚のプリントの問題数を少なくするなどにして、ひとつの学習単位を小分けにする提案をます。これにより「わんこそばはいつもよりたくさん食べられる」ような効果が働き、多くの学習量を無理なくこなしやすくなります。

7.来塾時間を選べる(15分単位)

生徒の部活や生活リズムに合わせて来塾時間を15分単位で選べるようになっています。自分に合った時間が選べることで、塾での学習にスムースに集中しやすくなります。

8.振替が自由にできる

従来の塾では振替がしにくかったりしますが、ソフィーでは柔軟に振替が可能です。部活や家族の都合、もしくは体調不良などで急に予定変更したいときは誰にでもあるものです。そういうときにムリに出席する必要がなく都合に合わせて来塾できるので、より学習に集中しやすくなります。具体的には、当日の欠席は理由なく可能で、振替は2か月以内に、来たい日の前日までの連絡でOKです。

9.好きな教科が選べる

通常の塾では塾に行く前にその日に学習する科目は決まっているものです。しかし、生徒の事情は日々刻々と変わります。急に英語の先生が「明日英単語のテストをする!」と言い出すかもしれません。そうするとその日の塾の数学の授業には集中しにくくなります。明日の英単語テストの準備をしたい気持ちが強まるからです。そこでソフィーでは生徒の事情などに合わせて学習する教科をその日に来塾してから相談して変更することができるようになっています。

10.好きな学習方法が選べる

同じ教科を勉強するにしても、生徒それぞれで学習方法の好みは違います。英単語を覚えるにしても、コツコツ紙に書いて覚えるのが好きな人もいれば、単語帳を作って覚えるのが好きな人もいます。ホワイトボードなどに大きく書いて覚えていくのが好きな人もいます。まずは講師が「学習方法はいくつもある」ということを紹介した上で、生徒は自分の好みやそのときの気分で選べる環境です。

11.好きな教材が選べる

通常の塾では、塾が指定した教材を主に取り組みます。しかし、ソフィーでは、学校の教材や市販の教材など、好きなものを自由に持ち込んで、学習計画の相談や、内容の質問が出来ます。どのような参考書がいいかわからなければ相談もできます。もう今の時代は、市販の教材や学校配布の教材、そして無料のYoutube動画などで十分に受験に対応できるため、あれこれ手を出さないことも大事だからです。塾や予備校の教材が忙しくて学校の内容がおろそかになったり、学校の授業中に塾や予備校の宿題の内職をする生徒も進学校であればあるほど多いようですが、それでは本末転倒です。現在の中学生・高校生は学校から指定されている課題や教材がそもそも大量であり、塾や予備校で用意した教材を消化しきれない状況になりがちです。だから、ソフィーではあえて指定教材を用いず、生徒の好きな教材で質問等対応していくようにしています。

12. 好きな席に座れる

通常学習塾では自分が座る席は決められていることが多いものです。しかしソフィーでは空いている席の中から好きな場所をいつも選ぶことができます。角の席が好きな人もいれば、真ん中の席が好きな人もいます。窓際の席が好きな人もいれば、奥の壁際が好きな人もいます。自分の気持ちが「しっくり」来る場所を「自分で選んで」座ることも集中力に良い影響を与えます。

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13.志望校探しのため授業コマ時間を使ってもいい

ソフィーでは、勉強以上に志望校に悩むという生徒もいます。そのため、志望校を目的や目標に応じて探すことを授業内でじっくり相談もできます。最終的にどの志望校にするかを見つけ出し、決めるのは生徒本人ですが、こういった自分自身と向き合う時間を意図的に作ることで、心の余裕を生むことにもつながります。

14.個々の状況と目的に合わせた対応

ソフィー学習塾では一人ひとりが異なる目標を持って通うことを前提にしています。だから、塾全体で「偏差値60以上目指すぞ!」とか「全員長岡高校合格だ!」とか、そういう一律の目標設定は一切しません。生徒一人ひとり目指すものが違うのですから、いつも生徒の今現在の状況と、その生徒自身の、個人的な目的や目標に合わせてアプローチを変えています。

15.あくまで志望校合格のための得点戦略

上記14の個々の目的と重なりますが、一人一人の現状を考えれば、志望校合格への道筋は千差万別です。人によっては受験期の夏までに英語を重視すべき場合もあれば、歴史をやるべき場合もあります。ソフィーでは一般論に頼らず、あくまで「志望校」に向けたアプローチを促します。

16.生徒が自分でコピー

学校で配られたテスト範囲表や課題プリント、ノートづくりのための教科書コピーなど、コピーしたいときは、基本的に生徒が自分でコピー機を使ってコピーします。クラスの間ずっと同じ所に座っているのではなく、コピーをするために立ち上がって少し移動するだけでも気分転換になり、さらに、自分自身の勉強という当事者意識が強まり意欲を自然とキープすることにつながるからです。

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17.ライブラリーの設置

教科以外の教養や教科内容を深めるような本を生徒たちが借りられるようになっています。たとえば学習まんがでも最近は優れたものがあるので、それらをスタッフが厳選してライブラリーを揃えています。library

 

18.異学年が同じ教室で学習

集団指導のように学年別に教室が区切られていませんし、従来の個別指導のようにブースがパーテーションで仕切られてもいないので、異なる学年の生徒が学習している姿が自然と目に入ってくるようになっています。これにより下の学年の生徒は先輩たちの学習している姿や内容がなんとなく目や耳に入ってくるので、それが上の学年に進む際の良い準備に自然となっていきます。また先輩たちは後輩たちの頑張る姿を見て「負けてられない」という刺激を受けていたりもします。

19.フィードバック

卒業生が帰省等で塾に顔を出した際、講師より身近な存在としてOB・OGと相談したりする機会があることがあります。

20.飲み物

ソフィーでは生徒たち用にお茶などの飲み物を用意しています。飲み物を飲みながら学習することでリフレッシュしやすくなり、集中力がアップしやすくなります。

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21.糖分補給

チョコやアメなど適度な糖分補給になるものを置いています。学校を終えた後に脳が疲れているまま勉強に臨むよりも、適度に糖分補給をしたほうが効率が良くなる生徒もいるためです。

22.コロコロ付きの椅子

ソフィー学習塾の椅子の多くは脚に「コロコロ」がついています。これは生徒が学習中に体を動かしやすいように、と意図されたものです。体を動かすことで脳は活性化しやすくなり頭の中のスペースができやすくなるのです。

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23.ブルーのカーペット、椅子

教室は薄いブルーのカーペットや椅子を多めに使っています。この色は精神を安定させ、学習する際の集中力を高める効果があるのです。

24.BGMを流す

教室には常にBGMを流しています。適切な音楽を流すことで学習効果や集中力が高まります。

25.観葉植物

教室内には観葉植物をふんだんに配置しています。観葉植物を置くことで人はリラックスしやすくなり、学習効果が高まりやすくなるからです。

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26.無垢の木の机

学習机の大半はスチールや樹脂のものではなく、無垢の木のものを使用しています。より自然に近いもののほうがリラックス効果があるためです。

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27.水槽

教室の玄関には水槽があり、生徒たちを迎えています。これも自然のものを目にすることで玄関から生徒たちが入ってきた瞬間にリラックスできるようにという効果を考えてのものです。

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28.トゥルーライト

教室内のライトは「トゥルーライト」という特別なライトを使用しています。このライトは太陽光と全く同じ波長の光を出すもので、長時間この光の下で学習しても疲れにくいという効果があります。

29.空気清浄機を使う

教室内には空気清浄機を数台配備。ダニやホコリはもちろん、空気中のウイルスやその他の有害物質なども取り除き、学習環境を整えています。

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30.高性能掃除機でダニやホコリを徹底除去

毎日の掃除にも高性能の掃除機を使用。カーペットに残りがちなダニやホコリを徹底的に除去しています。教室で使っているミーレ社の掃除機は、吸引力が強いだけでなく排気性能も秀逸。そのため他社製品にはない空気清浄の能力もあり、教室の空気をキレイに保つのに一役買っています。

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31.室温・湿度の管理

教室内の複数箇所に室温計と湿度計を設置。その数値を常にチェックし、生徒たちが学習に集中しやすい最適な室温を保っています。

32.高機能の壁紙

教室の壁に使われている壁紙は「オガファーザー」という自然素材を使った特別なもの。ウッドチップと再生紙で出来ていて化学物質を一切使っていないため、環境にも体にも優しいものです。また調湿効果もあり、教室の空気を最適なものに調整するために一役買っています。

33.教室新聞の発行

教室の方針などを理解していただくために教室通信を毎月発行しています。毎月のメインの記事は現在の生徒および保護者にお伝えしたいメッセージを書き下ろしています。教室の方針をより深くご理解頂くことで、保護者の気持ちに余裕ができやすくなり、それが間接的に生徒たちの心の余裕にもつながりやすくなるように、ということを意図して発行しています。

34.保護者向けイベント

新聞などではお伝えしきれない内容もあります。保護者向けのイベントを行うこともあり、ソフィー学習塾の方針理解を深めるサポートを行っています。

35.保護者面談・電話/メール相談

保護者の面談や電話およびメールでの相談を随時受付けています。保護者は子供のことをいろいろと心配するもの。話を聞くだけでも心配が和らぐことも多いので、優先的に時間を取るようにしています。

 

まとめ

このようにソフィー学習塾では「生徒の頭にスペースをつくること」の取組をたくさん行っています。しかも、まだまだこの他にも細かい取組をたくさん行ってるのです。これらの圧倒的な数の取り組みを行っているから、ソフィー学習塾では自然に無理なく大きな成果が上がるのです。教室に実際来てみるとこれらの取組の成果として出来上がっているやわらかい雰囲気を感じることができると思います。まずはぜひ体験会などで教室を体感してみてください。