「『どうしても塾には行きたくない』って言い続けていた娘なんですが、勉強が大変そうだったので、色々探してたんです。」
高校1年の1学期が終わったあと、
あまりにも中学とは勝手が違い、
想像とも違う高校生活で
心身ともに疲弊し、自信もそがれてしまった女子生徒が来ました。
お父さんお母さん曰く、
中学の時から、集団塾も個別指導も映像授業も、いまいちピンと来ないので、ずっといろいろな塾を探していたそうです。
高校1年の夏休み明け、
ソフィーと出会って、体験し、
お試し気分で入塾した彼女は、日に日に勉強への姿勢や意識が変わっていっていきました。
うちに秘めていた積極性が出てきて、
自学の習慣が身に付く以外に、
課外活動や制作活動にも精を出して、
学校で最も作品を制作した美術部長として高校3年間を終えました。
入塾当初は、自信がない様子をみて、
お父さんお母さんも「何回浪人してでも入りたい大学に入ってくれればいい」
とまで話していましたが、
無事に第一志望に現役合格をして大学生活を楽しんでいます。
彼女と過ごした立場から思うのは、
彼女がモヤモヤとして塾探しに時間がかかったのは、
彼女の(これからの時代には必要とされる)長所を抑えつけられる<予感>がしたのではないか、ということです。
彼女の「ただ指図されるのではなく自分が熟考した末、納得したことをやりたい」という意識が強いことや、
「好きなものがはっきり」していて「1つのことにのめり込ん」だり、
「こだわりがあり負けず嫌い」という性格を長所として活かせそうな環境がなかなか無かったのだと思っています。
しかし、そういった、
「自分の頭で考えたい」という気持ちや
「好きなものを選べる感性」は、必ずこれからの時代の強みになります。
私達は、それぞれの生徒自身のキャラクターや特徴を
いかに活かしていけるか、を第一に、その日その日、一刻一刻で、変幻自在に接し方を変えながらサポートしていきます。
なぜなら、生徒自身、一日一日、一瞬一瞬で変わって、成長しているからです。
「型」は身につけることが大事ですが、ただハマるためのものではありません。
それに人は計算どおりに成長するわけではありません。
この言葉の意味で大事なのは、全く予想できない大きな可能性があるということです。
感性豊かで「自分」を持っているのに、自分の良さの活かし方に迷っている子がいたら、まずはお気軽に、お話お聞かせください。
(TEL 0258-34-3716)