成績上位者の足跡~「自由に学ぶ」からこれだけできる!「やりたいことをやる」から成績も上がる!~

こんにちは。ソフィー学習塾の北岡です。
今回から、既存の学習法によらず自由に楽しみながら自分なりの方法で成績を上げている生徒の学習ノートや教科書をご紹介します。
自由であっても、これだけ自身で自学・工夫できる、という例をぜひご覧ください。

自由にやっているから、こんなにできる!

効率のいい学習法や、授業手法などが巷にはたくさんあふれています。そうした学習法はある程度のフレームワークとして知っておくと、勉強のコツが分かり、勉強がしやすくなります。しかし、既存の学習法や理論によらず、自分の感覚で自由に楽しみながら学んでいて、よい成績をとれる生徒もいます。

その生徒たちに共通しているのは「好きだからやっている」「やりたいからやっている」「自由だから既存の方法にとらわれ過ぎず、自分なりに試行錯誤できる」という、“楽しみ”としての学習ができていることです。

そして、「やりたいことをやれているから」たくさんの自分なりの工夫ができ、結果的に相当の学習量を積むこともできます

1.【模試県内2位】の生徒の国語教科書とノート(高1)

模試とは直接的には関係ありませんが、国語をとても楽しんでいる生徒です。中学時代には有名な近代以降の文豪の作品を片っ端から読んでいました。
高校の授業でも、ただ漫然と聞いているのではなく、指導要領の内容を超える先生の解釈が面白いようで、ノートにはそうした先生の解釈や、そこから自分が感じたこと、考えたことがたくさん書き込まれています。能動的に授業を受けている様子が、単に板書を写しているのではなく、自分の言葉で書かれているところ、教科書下部の「こいつ誰!?」や左はし青字の「嘲笑った?」から強く感じられます。

 

2.【センター社会科目9割】の生徒の政経・倫理問題集(卒業生:国立大教育学部合格)

社会科の教員を目指している生徒です。今年のセンター試験は社会科目を9割マークしていました。用語や人名を丸暗記するのではなく、興味を持ちながら調べ、ふせんに自分の言葉で書き込みをしています。こちらも、自分なりのワークの使い方をしていること、ふせんへの補足などから社会科目への興味・関心の高さ、本気度がわかるものとなっていると思います。テストのためだけの表面的な学習ではなく、教科書や問題集のことがらと自分や身の回りのことがらをしっかり結びつけるなど、生きた学習ができていました。

3.入塾後学年順位【40人抜き】の生徒の古典ノート(高2)

「もう全科目、ダメダメなんです~」と入塾した生徒ですが、スタッフからのノート改善のアドバイスを元にノートのとり方を変え、成績も上がりました。

改善のポイントは、上ページは、左側の書き下し文を隠しながら読み進めることで原文を読めるようにすることと、
下のページの「Q&A」コーナーを作ったことです。下ページのQ&Aは生徒独自の工夫です。こうやって、学習した一部内容を自分で問題をつくってチェックテストにすることは科学的にもとても効果が高いものとされています。

4.【数学模試偏差値70越え】の自作問題集(卒業生:難関私大複数合格)

ノートやテキストでなく、自作の問題集をご紹介します。
自分にとって良問と思えるものや基礎定着のための問題集を作っています。

解答には、自分が気づいたことや大事なこと、理解しておくといいことなどをしっかりと書いてあります。
こういったものを自分で作れるなら、授業を行う教師と同じように授業やテストを作れるようなものなので、偏差値70越えも納得です。

5.<番外編>地歴マニアの京都マップ

友達に「京都旅行でオススメある?」と聞かれた地歴マニアの生徒はさらさら~っと上のような自作旅行マップを作成していました。 好きで探求心をもって情報に接しているからこそ、突然聞かれても即興で旅行ツアーまで組めてしまうのです。下の方に書いてあるように、即興でコースを書き分けたりできるようになるには、どれほどの知識が必要でしょうか。このマップにはテストに出る、もしくはそれ以上の知識までつまっています。
好きなこと・やりたいことをやることで能率がどんどん上がっていく、とてもよい見本ではないかと思います。