ひとのふり見て、わがふりなおる!~ソフィー冬期講習の様子その2~

こんにちは、ソフィー学習塾の北岡です。今回も引き続き、冬期講習の様子をご紹介します。前回「⑴カリキュラムがない空間で起こる出来事」をご紹介しました。日常生活の中に、学習を目的としないで知識に触れることで、学年と関係のない知識が身につくことを見てきました。今回は「⑵異なる年齢みんながオープンな空間にいる効果」です。

⑵異なる年齢がオープンな空間にいることの効果

高校3年生がそばにいる効果

冬になると、受験直前の高3生の姿・役割がとても大きいものとなります。もちろん高3生だけの影響ではありませんが、生徒と話していると高3生の姿が彼らにとっていい刺激であることを教えてくれます。ソフィーではお兄さん・お姉さん効果というものを大切にしていますが、今回は、高3生の影響と思われる変化をご紹介します。

 

<高2生>

  • 一年計画を立てたい、と自主的に依頼したり、勉強法の改善と修正を相談する。
  • 学校成績が優秀な先輩も受験では波があることを知り、基礎固めを始める。
  • 興味に合致する進路の選択肢を知らないと勉強がおろそかになることを感じとり、進路の選択肢を事細かに調べたり自分の価値観を再確認する。

<高1生>

  • 語彙力や国語の大切さを知り、文豪の書いた純文学を冬休みに1冊読み切る。
  • 受験生とスタッフの会話を近くで聞き、メンタルコントロールや問題の取り組み方や解釈を知る。
  • 時間をかけて取り組む課題と、時間をかけるべきでない課題の取捨選択が上手になる。

<中学生>

  • 勉強している高3生の姿を見て、自分の勉強時間や量を反省する。
  • 推薦で入試勉強がひと段落した生徒も、5教科の勉強をバランスよくいつもより集中して行う。
  • 高3生とスタッフのやりとりを見て、大学にそもそもなぜ行くのかを考えたり、大学について調べ始める。

よく、兄弟は下の子の方が要領よく器用、といったような話を聞きませんか?

おそらくそれは上の子の姿・行動をみている影響が大きいのかもしれません。

 

兄・姉がいない子も、ソフィーの空間であれば、年上の姿をみて色々な学びを得ることができます。

 

人の気持ちや考え方、行動が変わるのは、説得されるからでなくて、自分で納得するからだと思います。異年齢のオープンな空間では、人に言われずとも自分で自分を変えていく力があると思います。