ソフィーの日常・進路サポート篇

こんにちは。ソフィーの北岡です。ソフィーらしさが発揮される「日常」について、少しご紹介します。下の写真は、とある生徒と将来のことを話していた時に書いていたホワイトボードです。なぐり書きですが、生徒との会話のスピード感、ライブ感は伝わるかもしれません。この記事の最後の方にホワイトボードの内容の説明があります。ジャンルは違ってもなにかしらヒントになることがあるかもしれませんのでご覧ください。

ソフィーは来塾してないときの時間価値をも上げる塾です。

私たちは、学習のサポート以上に大切にしていることがあります。それは生徒の将来の夢や目標、なりたい自分を想像しやすくしたり、より身近に感じられるような関わりを日常的に行うことです。なぜそういったやり取りが大切かというと、将来の目標や希望を見出すことは、本当の意味での学ぶ力、継続性のある学び続ける力につながると思うからです。
そしてコミュニケーションをとる上でソフィーが大切にしているのは、「長期的で広い視野」と「日常性」です。今回は「長期的で広い視野」についてご紹介します。

長期的で広い視野とは

「長期的で広い視野」を持っている状態とは、自分本来の目的を見据えている状態です。ソフィー学習塾卒業以降をも見据えて知見を広め、目先の成果に一喜一憂せず、遠い本来の目的を見ている状態です。なぜ長期的な視野が大切なのかというと、目先の利益や状況に振り回されると、自分が本来求めていたことを見失ってしまったり、他人の人生を生きてしまうかもしれないからです。
「本当は文学部に進みたいけど、理系の方が賢く見られるかも」とか、「本当は海外留学したいけど、英語は話せないから…」などと思っている子は、自分本来の望みを叶えようとしているのではなく、他人の評価や今現在の自己評価で生きており、自分本来の目標を見失って(もしくは諦めてしまって)います。

ですから、私たちは、現在の段階で見えているものと見えていないものを考慮し、新たな視点を育み長期的な目線が身につくようにアプローチしていきます。
もっとも、今見えてないものを見せる場合、大切にしていることは「できる理由・なれる理由」や「学問の面白さ」に通じていることです。

写真について

写真は、高校生の進路相談の時に書いていたものです。即興で書いたものですが、大学卒業以降、大学、今の関心、について書いてあります。
今回の写真で言うと大学卒業後は「スポーツに関わった仕事をしたい」という希望と、現在は文系で勉強を進めている、という内容です。
大学の学部選びで、「スポーツマネジメント学部、という学部くらいしか見当がつかないし、将来の仕事はトレーナーかスポーツ用品系しか思いつかない」という相談でした。
ちなみに、私自身、某プロスポーツチームの転職のお誘いが来ていたこともあったので、その経験を踏まえて以下のようなお話をしました。

  • チームに関わるか、選手に関わるか、という視点。
  • チームであれば、チーム構成やコーチなど指導陣の構成を考える仕事もある。
  • スカウトや採用をメインにする仕事もある。
  • 選手であれば、選手の契約全般の面倒をみる仕事もある。
  • 引退後の芸能活動まで考慮してお世話する人もいる。
  • 選手のコーチング、トレーニングという視点であっても、チームか個人か、フィジカルかメンタルか、という視点を分けることもできる。
  • 例えば、メジャーリーガーなんかは、州法によって税率が違うので、意図的に所属するチームを州で選ぶような人生設計をしている人もいる。

そして、上記のようなことについて、あらゆる学問、たとえば、経済学部・法学部・商学部などで学ぶことがどう結びついていくか、という内容を、最近の潮流も合わせてお話しました。
また、同時に伝えたことは、選んだ学部以外の学問も自分の意思・興味・関心でいくらでも広げていけるということ、現況がどうあれ自分で目標へのつながりを見出す姿勢が大切なんだ、ということです。

今まで見えていなかった道筋が見えてくるとそれだけでモチベーションが上がったり、今後の、ものの見え方が変わってくるものです。
私たちとのやりとりの中で今までに見えなかった道筋を見いだせてもらえたなら、きっと、本来の意味での学ぶ力が育まれると思っています。

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