高2で受験資格を得てアメリカで大学2年生から始めます。~自分の中のモヤモヤに向き合っていいんです~

こんにちは。ソフィー学習塾の北岡です。今日は、タイトル通り、「高校2年生で大学受験資格を得て、アメリカの大学を2年生から始める」かもしれない生徒についてです。
ソフィーは、生徒一人ひとりが全く違う夢・目標・ゴールを持つことを前提としています。どの生徒も塾に来る目的がバラバラであるからこそ、生徒が伸び伸び育っていきます。
今回は、その例が分かりやすい生徒(便宜上、Kさん)をご紹介します。

「学校の授業がむなしすぎて、学校で泣いてしまいました」(2018年6月~)

 

高校1年生の1学期後半、Kさんは「学校を辞めたい」と塾に相談しに来てくれました。そのとき、「学校の授業を聞いてると全く分からないし面白くないのに、家で自分で勉強すると理解出来るし進むんです。なんだか、そんな授業を毎日1日じゅう受けるのかと思ったら、急に泣けてきちゃって…」とお話してくれました。お父さんお母さんの理解もあって、しばらく休学しながら別の道を模索することとしました。高校の特別プログラムとして海外留学や語学系のプログラムを利用しながら、Kさんのやりたいことをやっていく、ということを色々試していきました。インターネットをはじめとして色々な情報を集めたところ、大学は英語圏の大学に進学することを考え始めました。

海外の大学に留学を決めるまで(~2018年9月)

ソフィーからは何人かアメリカの大学に進学していた生徒がいることもあり、その時にお世話になった留学アドバイザーの方とスカイプ面談をしたり、夏休みに帰国したアメリカの大学に在籍するソフィー卒業生と話をする機会を設けるなどして、着々と情報集めに奔走していました。そして、高卒認定試験をとり、アメリカの大学入試をすることとしました。専攻をなににするかは未定ですが、今のところ興味のあるコミュニケーション論や心理学では、Kさんの中でアメリカが最先端であると考えたようです。

高卒認定試験を通過まで(~2019年12月)

高卒認定のために、通信講座を受講することとしました。ソフィーには、質問をしに来たり、モチベーションを維持したりするために通いました。Kさん曰く、ソフィーに通うことにしたのは、「科学的に集中しやすい環境を作っていることをHPで見たから」「自分の聞きたいことを質問できるから」でした。 高1の9月(2018年9月)に高卒認定試験を受けることを決めて、高2の12月第1週目(2019年12月)に高卒認定試験を全教科合格で終えました。この高卒認定試験合格までの1年では勉強以外にも、アメリカに短期ホームステイをして「本当にアメリカで暮らせるか」を試したり、英語力アップのために「家族で英会話だけの時間」を作ったり、地域のコミュニティに参加したりして、将来なにをしたいか、模索する時間を大切にしました。

高卒認定試験後から今(2020.01~)

高卒認定試験後は、実際に進学する大学を探し始めました。留学は時間もお金もかかるものなので、慎重に探しています。現時点で高2なので、ゆっくり探しても、他の高3生が現役で大学進学するのと同時に留学ができます。また、この1年で留学先を探しながら、通信制大学の単位などをうまく使えば、アメリカの大学に二年次から入学でき、実質1年飛び級でアメリカの大学を卒業できる可能性もあります。

(※Kさんは今はソフィーの別事業「洋書から始める英会話 ソフィー・ジ・アカデミー」に通い、社会人受講生との交流を楽しみながら英語力に磨きをかけています。)

自分の中のモヤモヤ・疑問をとことん話したり考えて良い空間がソフィーです。

Kさんは、「周囲の学生が持っている当たり前」に違和感を覚え、自分の信じた道、自分の学びたい分野を一生懸命探し、新たな道を歩むことを実際に行っています。 Kさんの場合は、高卒認定から海外留学を目指すという、少数派の顕著な例ですが、留学以外のことでも自分の中で疑問があってモヤモヤしている人がいるかもしれません。

そのモヤモヤがどういったものなのかわからない、自分の疑問はおかしいのか、そんなことを思って悩んでいる人でも、安心して、自分の心の声を出せる場所がソフィーだと思っています。

私たちも完璧ではありませんが、そうやって多くの小中高生が自分の心の声を聴き、また他人に表現できるような空間になるよう毎日、意識しています。

ソフィーは、生徒一人ひとりが全く違う夢・目標・ゴールを持つことを前提としています。どの生徒も塾に来る目的がバラバラであるからこそ、生徒が伸び伸び育っていきます。

そんな空間に少しでも興味のある方と会えることを私たちは楽しみにしています。